和田アキ子 最多登場でタモリとキス
17日放送のフジテレビ系「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに歌手の和田アキ子(63)が登場、3月末で終了するこの番組の名物コーナーへの最多出演を確定させ、最後にはタモリと熱烈なキスを交わした。
スタジオに登場すると和田は「やあ、ハローハロー」と軽く挨拶し、タモリと握手。タモリは「森田一義さま『「笑っていいとも!』本当にお疲れ様でした! 和田アキ子より」というメッセージ付きで後方に飾られた花束を指さし、「ありがとうございます。初めてのことです。ゲストの方が贈ってくれたのは」と感謝した。
これに対して和田は「だってさ、私のお陰で最多出場…」と自ら“最多”の話題を持ち出した。そこでタモリが「いやね、浅野ゆう子ちゃんと同じだったんですよ。でももうゆう子ちゃんは出ないと思うんで最多出場」と最多認定した。
スタジオから「オオーッ!」というざわめきとともに拍手が起こると、和田は「ありがとうございます」と頭を下げた。
そこへ引き出されたのが、和田の過去出演写真。ズラッと並んだ写真の最初の1枚を除いては髪型が同じで、「こんだけ髪型変わらない人は珍しいよね」とタモリを感心させた。
そしてその1枚目、1982年10月8日の初登場の際のことに話は及んだ。
「覚えてます?(テレフォンが)始まって5回目だったんだけど」と聞かれて和田は「覚えてます。歌を歌ったんだ」と当時、出演した歌手は歌う決まりであったエピソードを披露した。
和田は「私、緊張してアメなめてたんだけど、歌うときそのアメをタモちゃんの口の中に…」ととんでもない思い出を話し始めた。
そのタイミングで持ち出された新たなパネルは、その第1回出演の際のもので、和田が歌う前に緊張のあまり泣き出すショットだった。
出演時間もいよいよ最後になって、「100人中何人?」アンケートで和田は「最近スマホからガラケーに替えた人」と質問し、「3人」とした予想が見事的中、興奮して奇声を上げるとタモリと2度キスして喜びを爆発させた。
和田はテレフォンショッキングへの出演がこれまで21回、1982年に桜田淳子から始まったこのコーナーへの登場回数で藤井フミヤ、浅野ゆう子と並んで最多だったが、この日の出演で他の2人から頭一つ抜けだし、単独最多の22回となった。
14日の放送ではタモリが電話で和田に出演依頼する際「これで最多出場者が決まるんじゃないか」と話していた。
また2月5日に藤井フミヤが21回目出演した時には、藤井は抜かれるのを覚悟の上で?「男子1位ということで」とアピールしていた。