無所属の元厚生労働大臣・舛添要一氏（６５）が“秒殺”で初当選を確実にした。午後８時すぎに当確ランプがともると東京・西新宿の事務所内は拍手喝采で笑顔の舛添氏を出迎えた。

　舛添氏は「東京を世界一の街にする。私に投票されなかった方からも『舛添さんに任せてよかったな』と言われる都政をやりたい」と宣言。２０２０年開催の東京五輪・パラリンピックに向け世界へ最高の“おもてなし”をすることを誓った。

　万歳三唱に花束贈呈と歓喜に包まれた舛添氏だったが途中、“中継トラブル”に見舞われた。

　ＴＯＫＹＯ　ＭＸテレビの開票速報特番の司会・池上彰氏（６３）との中継が予定をオーバーしたと判断したのか、選挙スタッフが舛添氏がＭＸのカメラに向かって話をしている最中に、次のＢＳ朝日へ準備を打診。

　ＭＸのイヤホンを取り換えようとしたが、話の途中だった舛添氏は「まだＭＸさんの中継なんだけど。誰も仕切ってないの？みなさん守ってください」と一喝する一幕もあった。

　ＭＸテレビでは「首都決戦２０１４～東京都知事選挙開票速報～」（後７・５９～）をオンエア中だった。