山内恵介映画主演作に「夢のよう」と感激

 演歌歌手・山内恵介(30)と元チェッカーズのリーダー・武内享(51)が12日、大阪市内で、公開中の映画「山内恵介・THE歌謡ムービー 昭和歌謡危機一髪!」の舞台あいさつを行った。

 同作は、所属事務所がトラブルを起こしたうえ、病を患い歌えなくなった主人公の歌手が、旅先で人々の温かさに触れるうちに、自分を取り戻していく人情物語。俳優デビュー作で映画主演を務めた山内は「映画が公開され、舞台挨拶もさせていただけるなんて夢のようです!」と感激の様子。劇中には自身のオリジナル曲も登場し、武内のギター演奏でヒップホップ調にアレンジされた演歌を歌っており、「元チェッカーズのリーダーである享さんに弾いていただいて歌えるなんて、最高に幸せでした」と喜んだ。

 一方、同作の音楽監督も務めた武内は「ダマされて、役者としても出演させられた武内享です」とあいさつ。セリフなしと聞いて出演したはずが「たっぷり演技しなくてはいけなくなり、焦りました」と苦笑いで舞台裏を明かしていた。

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