東国原氏 参院選責任追及も“潰し”に

 日本維新の会に離党届を提出した東国原英夫衆院議員が12日夕方、インターネット番組に生出演。今年7月の参院選後に「惨敗」の総括と幹部の責任追及を求めた行動が、党内の旧太陽の党系幹部によって“潰し”にあったと主張した。

 東国原氏によると、今夏参院選の自民に完敗した結果を受け「選挙の総括をしないといけない。誰かが責任をとらないといけない」として、党の最高意思決定の場である議員総会の開催を求め、所属議員の3分の1の署名を集めはじめた。

 ところが党側から「やめろ」との指示があり、「総会に似たような」形式の場が開かれたという。東国原氏は、この場で「立ち日(旧太陽)系の幹部から『裏でコソコソ署名なんて姑息なことをするな。不満があるなら黙って出て行け』と言われた」とした。

 東国原氏は「これは氷山の一角」とし、日本維新のメンバーとして活動したこの1年間、旧太陽系議員との確執があったことを明かした。

 この日朝に出演した民放番組でも「自民党に30年、40年もいた永田町の妖怪と戦うのはえらいことだった。地獄のような1年だった」と発言し、これがネットニュースなどで波紋を呼んだ。

 これを受け、ネット番組では「石原慎太郎(共同代表)さんのことを言ったんじゃないですよ。名前言いましょうか?藤井(孝男)さん)、園田(博之)さんです」と重鎮級議員の実名を挙げた。「御大(石原氏)はあまり出てこないので、ご尊顔を拝める機会が少なかった」と挑発的に語った。

 また東国原氏は、維新の党発足時の理念や体質が変質したと指摘し、これに関して「橋下(徹共同代表)さんは私に『不徳のいたすところ』と言っていた」とも述べた。

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