片岡愛之助 仁左衛門代役に決定 

 歌舞伎俳優・片岡仁左衛門(69)が9月末に右肩腱板断裂(みぎかたけんばんだんれつ)と診断され、11月に出演を予定していた大阪・歌舞伎座公演「吉例顔見世大歌舞伎」、12月の京都・南座公演を休演することなった。4日、松竹からファクスで発表され、合わせて代役も発表した。

 12月京都南座「當る午歳 吉例顔見世興行」昼の部「二人椀久」(ににんわんきゅう)における椀屋久兵衛役を、TBSドラマ「半沢直樹」でオネエの金融庁検査官を演じて好評を得た片岡愛之助が務めることになった。

 吉例顔見世興行には、同ドラマで共演した香川照之が市川中車として出演する予定で、“半沢コンビ”を生の舞台で見ることができる。

 愛之助は市川海老蔵が暴行事件で謹慎していた際も、2010年の京都南座の「吉例顔見世興行」で海老蔵の代役を務めた。

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