里田「マー君おめでとう」ファンに感謝

優勝の瞬間、ガッツポーズを決める里田まい=西武ドーム
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 プロ野球・楽天が26日、西武ドームで西武と対戦し、4‐3で勝利し、球団創設9年目にして初の優勝を決めた。9回裏には楽天のエース・田中将大が登板、胴上げ投手となった。バックネット裏で見守った妻でタレントの里田まいは優勝の瞬間、「マー君おめでとう!」と大声で叫び、ガッツポーズ。歓喜の涙を流した。また球団広報を通じて、「初優勝という素晴らしい結果がファンとして最高に嬉しいです!」と喜びのコメントを発表した。

 里田は「東北楽天ゴールデンイーグルスのリーグ初優勝、本当におめでとうございます!!イーグルスファンの一人として、こんな風にコメントさせて頂くこと、恐縮すると同時に心より嬉しく思います。」とコメントを発表すること事態に恐縮しながら、「私自身、何度か試合観戦で球場へ行きましたが、その度に感じたのが選手の皆さんの魂溢れる熱いプレーと、東北のファンの皆さんの声援の温かさです。その全てに感動し、明日もまた頑張ろうと思える原動力はいつだってイーグルスの皆さんの闘う姿でした。」と熱く、温かい東北のファンの声援に感謝した。

 そして「初優勝という素晴らしい結果がファンとして最高に嬉しいです!そしてクライマックスシリーズ、日本一に向かって引き続き全力で応援します!!」と悲願の日本一に視線を向けた。

 里田はこの日、バックネット裏で、楽天のえんじの帽子、「18」の数字が入った緑のユニフォームを着て声援した。

 優勝の瞬間、マウンドの夫に向かい、「マー君おめでとー!」と大声で祝福。ガッツポーズで喜び、持っていた「田中」の文字が入ったタオルで大粒の涙をぬぐった。そして、愛する夫に見えるよう、高々と「田中タオル」を掲げた。

 9回裏、力水をゴクリと飲んだマー君がマウンドに向かう。開幕から負けなしの22連勝中。緑色の楽天のユニフォーム、えんじ色の帽子をかぶった里田は、両手を合わせて祈った。目は潤んでいるように見えた。

 初優勝のプレッシャーか。2死二、三塁となったマー君に語りかけるように、そして自らをも落ち着かせるように、「自分のペースで大丈夫、大丈夫」と声をかける場面もあった。

 夫の球界を代表する大エースに成長したマー君を、栄養バランスのとれた食事など、内助の功で支えてきた里田。この日は、歴史的瞬間を目に焼き付けようと、自宅のある仙台から西武ドームにかけつけた。

 左手薬指には結婚指輪がキラリ。球場には、ストライプのシャツ姿で到着したが、試合開始約40分後には、緑色の楽天ユニフォームに着替えるなど、気合十分。時折声を張り上げ、手を叩き、応援用の「田中」と書かれたタオルマフラーを高々と掲げるなど、全身全霊での応援だった。

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