石原さとみ 汚い言葉連発舞台に意欲
女優の石原さとみ(26)が26日、都内で主演舞台「ピグマリオン」(11月13~12月1日、新国立劇場中劇場)の製作会見に出席し、汚い言葉を連発する役への期待感を明かした。舞台はオードリー・ヘプバーン主演の映画やミュージカルで知られる「マイ・フェア・レディ」の原作で、石原は下町の花売り・イライザを演じる。品のない娘という設定に「クソ…ってよく言ってます。人生でこれまで発したことのない言葉もあるので、挑戦ですね」とワクワクしていた。
イライザにレディとしてのふるまいや言葉を教えこむヒギンズ教授役の平岳大とは、10分にも及ぶ口論のシーンもある。けいこが始まってまだ3日目だが「もう1年分くらいしゃべってます。のどのケアはちゃんとしないと大変ですね」と体調にも気を使っていた。
舞台は「マイ‐」と違い、単純なハッピーエンドではないが「最後は男女のドロドロがあって、ちゃんと人間っぽいので、こっちの方が好きです」と愛着も感じている。「個人的には(ドロドロは)好きじゃないですよ」と強調しながらも、女優としてはむしろやりがいを感じている。
