ダイアモンド☆ユカイ 騒ぐ「能の血」
ロックシンガーでタレントのダイアモンド☆ユカイ(51)が、自分の中に流れる「能の血」について5日のブログで語っている。
ユカイの祖父は、観世流の能師範。「祖父の屋敷には能の舞台があった」と回顧する。
ユカイを祖父から、能から遠ざけたのは子どものころのある事件があったから。
「小学生だった頃の俺は、遊び盛りで その舞台で能面を被り興奮して薙刀のようなものを振り回して思わず『ガッチャーンッ!?』当時100万円くらいする壺を割ってしまった」
祖父は笑っていたが、後妻の祖母が怒って大阪弁でまくし立てたという。「それ以来、今だに大阪弁でまくし立てられると恐怖を感じるようになってしまった」ユカイだが、それと同時に「この剣幕の怖さにそれ以来、祖父の家は訪れていない」と、祖父と能からも遠ざかることになってしまった。
ユカイが高校生の時、叔父が祖父の跡を継いだ。しかし、その次の後継者はいなかった。叔父がその後継を探していると母に言われた。ユカイは即座に断った。「悪りぃなあ、オレ、ロックだからさあ!」-。
そんな昔のことを思い出しながら、「でも今、能の舞台を見ると何だか身体が疼いてくるのは血ってやつだろうか?!」と自問自答するユカイだった。
