布川敏和 電話生出演で事故の瞬間語る

 タクシー乗車中に電車と接触して軽傷を負ったタレントの布川敏和(47)が14日、読売テレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」に電話出演した。

 布川は「仕事には支障はありません。今日、これから仕事に行きます」と普段と変わらない声で話した。しかし、医師からはMRIによる再検査を勧められていることを明かした。もともと頸椎(けいつい)の椎間板(ついかんばん)にヘルニアを抱えているそうで、事故翌日の13日昼ごろから首が痛くなってきたという。

 事故に遭う直前について「食事をして友人と3人でタクシーに乗り、帰るところでした。踏切の遮断機を降りていることには気づいたし、車は止まるんだろうなと思っていたら、あーっと(行ってしまった)」と振り返った。タクシーのスピードは出ておらず、また、列車が3両編成と長くなかったことが幸いして大事故には至らなかったようで、布川は「長い車両だったらやばかった」とこわばった声で話した。

 布川は12日午後10時55分ごろ、東京都大田区の東急多摩川線で、乗っていたタクシーが踏切に進入して普通列車と接触。布川を含めた乗客3人が軽傷を負った。列車の乗客にけがはなかった。

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