デーブ・スペクター 橋下市長に助言

 在日米軍に風俗業活用を求めた日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長に「反省」の弁を口にするきっかけとなるアドバイスを送った放送プロデューサーでタレントのデーブ・スペクターが16日、読売テレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」に出演した。

 デーブは15日夜に3時間ほどかけてメールの文面を考えたという。メールでデーブ氏は「日本語が表す『風俗』という抽象的な表現が英語にはない。性風俗となるとセックス・インダストリーなり、かなり違法性の高いニュアンスがある。橋下さんはおおざっぱに使っており、(米国側に)かなり悪く誤解されて伝わる」などということを橋下市長に伝えたという。また、「大阪市の市長なのだから何十年も前のことをなぜ意欲的に持ち出すのか」という考えも伝え、「テレビ番組の名前を持ち出すならば『そこまで言っていいんかい』」と同局系の情報番組「たかじんのそこまで言って委員会」を織り交ぜたダジャレで番組出演者の笑いを誘った。

 橋下市長は16日、民放番組で「国際感覚が足りなかった」と反省しており、それについてデーブは「橋下さんは海外にあまり行っていない。国際感覚が欠如しているというのは本当にそう。(欧米から)批判されているという思いこみも激しい」などと話した。

 橋下市長はこの日の民放番組で「あまりにも国際感覚が足りなかった。反省すべきところがある」「米国の風俗文化の認識が足りなかった。表現不足だった」などと釈明した。

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