鈴木砂羽 主演映画全国公開は「奇跡」
女優・鈴木砂羽(40)が26日、都内で主演映画「しあわせカモン」の初日舞台あいさつを行い“奇跡の公開”を喜んだ。
同作は2009年に制作され、物語の舞台となった岩手で先行上映されたものの、予算の都合で全国公開が見送られていた。その後11年10月に広島で開催された「お蔵出し映画祭」でグランプリを獲得したことをきっかけに、全国で順次、公開されることが決定した。実話をもとにした母と息子の波乱の人生を描いた映画そのものが、波乱の経緯をたどって日の目を見た形。鈴木は「公開されたのが奇跡じゃないかと思う。でも“いいものはいい”ってあきらめてなかった。きょうを本当に待ってたのでうれしい」と大感激だった。
