綾瀬はるか主演「八重の桜」好スタート

 6日にスタートした、綾瀬はるか主演のNHK大河ドラマ「八重の桜」の初回視聴率が、関東地区で21・4%の好数字だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 昨年の「平清盛」は初回を歴代ワースト3位の17・3%でスタートした後は、視聴率が低迷。昨年11月18日放送分では、データが残る89年以降では大河史上ワーストの7・3%を記録し、全話平均も歴代ワーストの12・0%だったが、今年の「八重の桜」は順調な滑り出しをみせた。

 11年の「江・姫たちの戦国」(関東21・7%、関西22・6%)以来の20%超えスタートに、ドラマ番組部エグゼクティブ・プロデューサーの内藤慎介氏は「おかげ様で順調なスタートとなりました。私たちが『八重の桜』を通して伝えたいことは、激動の中にあって彼女たちが残した『夢を持って前に進めば必ず光は見えてくる』という教えです」とのコメントを発表した。

 「八重の桜」は、会津藩の砲術指南の山本家に生まれ、1868年の戊辰戦争ではスペンサー銃を手に新政府軍と戦い“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれた山本八重が主人公。初回の放送は冒頭、綾瀬はるか演じる山本八重が、鶴ヶ城に籠城し、銃を持って戦うシーンが描かれ、その後、おてんば娘だった17年前の幼少時代に戻って物語がスタートする形式がとられた。

 なお、関西地区でも初回視聴率は19・2%で昨年の18・8%を上回った。

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