染五郎一般病棟へ 10・11月も休演

 8月27日に東京・国立劇場での舞台公演中に転落し、都内の病院に入院した歌舞伎俳優の市川染五郎が3日、ICU(集中治療室)から一般病棟へ移ったことが、松竹と松本幸四郎事務所から発表された。

 また、染五郎が出演を予定していた新橋演舞場10月公演と国立劇場11月歌舞伎公演も休演することが併せて発表された。新橋演舞場公演は配役を中村梅玉、坂田藤十郎に変更。国立劇場も配役を変更して上演されるが、配役は後日発表される。

 染五郎は事故で右側頭部と右半身を打撲し、入院後には右手首の骨折も判明。同30日に手術を受けていた。この日マスコミ各社に送られたFAXには「今は、1日も早い復帰に向けて治療に専念しておりますが、医師とも相談の結果、全治するまでにはしばらくの期間が必要であるとの結論に至りました」と付記された。

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