「ゴルフ５レディース・第２日」（５日、みずなみＣＣ＝パー７２）

　３アンダー４位で出た藤田光里（２０）＝レオパレスリゾートグアム＝が４バーディー、１ボギーの６９で回り、通算６アンダー４位につけた。最終日は首位との３打差逆転で、４月のフジサンケイレディース以来のツアー２勝目を目指す。

　美人プロがネバーギブアップを誓った。藤田は「優勝を目指していった過程でいい結果を残せたらいいかなと思う」と落ち着いた口調で話した。この日はパッティングが好調だった。１番は１３０ヤードを９Ｉで３メートルに乗せてバーディー発進。９番では下り４メートルを流し込み、１０番３メートル、１７番４メートルを放り込んだ。１８番こそ第２打をミスしてボギーをたたいたが、安定感抜群のラウンドだった。

　昨年の同時期は不振を極めたが、今年は状態が全然違う。「去年はショットの調子が悪くて練習もまともにできないくらいでしたが、今年は不調になってもしっかり受け止めています。去年とは気持ちが違いますね」と充実の笑みを浮かべた。

　最終日は絶好調イ・ボミと３打差逆転を目指す。「ボミさんはショットにスキがない。まだまだ差がある。逆転優勝というより、ボミさんを見習わないといけない」。あくまで自然体、無欲で栄冠をつかむ。