大麻で処分スノボ2選手 1人は否定

 強化指定を受ける未成年のスノーボードの2選手が大麻を使用が発覚した全日本スキー連盟は27日、都内で臨時理事会を開き、2選手に対し、規定の中で最も重いという無期限の登録停止処分など実質的な「除名」処分を下した。未成年のため、氏名などは公表しなかったが、2選手はスロープスタイル部門の選手であることも発表された。

 連盟では1月に入って提供された情報をもとに、調査チームを立ち上げ、調べを進めてきた。選手1人は昨冬の米コロラド州での遠征中に参加した知人のパーティーで、玄関で知らない外国人から大麻を渡され、使用した。

 もう1人の選手は、調査チームのヒアリングを2度に渡って拒否。その後、任意の話し合いには応じ「僕は絶対にやっていません」と、大麻の使用は否定していたという。ただ、毛髪鑑定を行った結果、大麻の成分が検出されたことが26日に明らかになり、連盟は処分に踏み切った。

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