ロンドン銅の鈴木聡美がリオ切符

 「競泳・日本選手権・第3日」(6日、辰巳国際水泳場)

 女子100メートル平泳ぎ決勝が行われ、同種目の12年ロンドン五輪銅メダリストの鈴木聡美(25)=ミキハウス=が1分6秒72で2位に入り、派遣標準記録1分6秒87を突破し、2大会連続出場となるリオデジャネイロ五輪代表に決定した。

 リオ切符を確認すると、グッと右拳を握った。前半50メートルを日本記録ペースの31秒08で入り先頭で折り返すと、後半、追い上げてきた渡部、金藤、今井らとのし烈な争いを何とか2位に粘り込んだ。

 3つのメダルを獲得したロンドン五輪以降、スランプに陥っていたが、この大一番で見事に復活。「ここ3シーズンは苦しかった。かなりホッとしてます」と、久々に“聡美スマイル”が弾けた。

 昨年の日本選手権では準決勝で9位に終わり、世界選手権代表を逃し、「何をやっているんだろう」と、号泣。「キックの掛かりが悪くて、メンタルもドツボにはまった」。その後ももがき苦しんでいたが、今年2月に入り、キックをロンドン五輪時のフォームに戻したところ、これがハマり、復活のきっかけを掴んだ。

 4年前、大ブレークを果たした夢舞台に再び挑む権利を獲得した。「4年前より周りのレベルも上がっていると思う。でも、負けじと積み重ねてきたものを発揮したい。自分らしく、気負わず、楽しく泳いで、ロンドンよりもいい色のメダルを獲りたい」。笑顔を取り戻した25歳が、再びシンデレラストーリーを紡いでいく。

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