平野が伊藤との“みうみま”対決制す

伊藤美誠(左)を下し決勝進出を果たした平野美宇=東京体育館(撮影・棚橋慶太)
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 「卓球 全日本選手権」(17日、東京体育館)

 女子シングルスは、15歳対決となった準決勝で、平野美宇(エリートアカデミー)が伊藤美誠(スターツ)を4-0のストレート勝ちで下し、初の決勝進出を決めた。3連覇を目指す石川佳純も勝ち進み、15時頃開始予定の決勝で激突する。

 ダブルスで世界の頂点にも立った中学3年の2人が、決勝進出を懸けて直接対決した。第1ゲームからジュースにもつれ込み、14-12で平野が先取。第2ゲームは6連続ポイントを奪うなど11-6。第3ゲームは11-6。第4ゲームも11-5と同級生のライバルを圧倒し、声を上げて左手でガッツポーズした。

 決勝で平野が勝てば、88年に高校2年で優勝した佐藤利香の史上最年少優勝記録(17歳1カ月)を塗り替える。

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