ラグビー日本代表の五郎丸歩選手と同じ名前の駅として注目を浴びている西日本鉄道の「五郎丸駅」（福岡県久留米市）で、「五郎丸駅キーホルダー」（１個３００円税込）が人気を集めている。西鉄が昨年１２月５日から発売。同駅と西鉄久留米駅で販売中だ。西鉄広報課によると、販売初日の５日に両駅で準備した２００個は即完売したという。

　同月１８日早朝に両駅で計１６００個を再入荷したが、これも同日昼ごろまでに半日間で完売。当時、五郎丸駅では朝早くからキーホルダーを買い求める行列ができるほどの人気ぶりだった。

　同月２３日に再々入荷されて以降、品切れ状態は解消し、７日現在は両駅で購入可能となっている。「県外の方へのプレゼントとして、また、『お守り代わりに』とチームのメンバーのために購入されるラグビー関係の方もおられるようです」（西鉄関係者）。

　西鉄甘木線にある五郎丸駅は、昨年９、１０月に開催されたラグビーワールドカップ期間中からファンの注目を浴び、駅の看板などをバックに記念写真を撮る人などがいまも数多く訪れている。同駅発行の「５６０円区間切符」（５６０＝ゴローマル）を記念に買い求める人も多い。