「箱根駅伝・復路」（３日、箱根～大手町＝５区間）

　往路２位から逆転を狙った東洋大だったが、期待を込めて送り出した６区の口町亮（３年）が区間４位にとどまり、差を詰め切れず。その後はジリジリと突き放された。復路も２位で、１１時間０分３６秒で総合２位に終わった。

　往路の山上り５区で力走を見せた五郎谷俊（４年）は、これで卒業。レース中にはテレビの実況で「五郎丸」と、国民的ラガーマンと言い間違えられる悲運にも見舞われたが、ファンからサインを求められると、笑顔で応じていた。仲間たちからは「“五郎丸”って書いて。おいしいな～」とイジられていた。