2020年東京五輪の追加種目候補のうち、スケートボード、スポーツクライミングの「都市型スポーツ」について、国際オリンピック委員会(IOC)が都心部の人気エリアに特設会場を設けて実施する案を検討していることが30日、関係者の話で分かった。10月の大会組織委員会との事務折衝で来日した際にはコーツ副会長らが丸の内、六本木、渋谷、原宿などを視察した。会場設営などの課題が多いため、今後組織委と本格的に実現の可能性を探る。
スケートボードなどは、若い世代へのアピールを意識するIOCの強い意向で追加種目候補に選ばれた経緯がある。