三四郎・古賀氏リオでの柔道「金」目標

 「平成の三四郎」の異名を取った1992年バルセロナ五輪・柔道71キロ級金メダリストの古賀稔彦氏(48)が13日、TBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8・00)にゲストコメンテーターとして初出演し、2016年リオデジャネイロ五輪での柔道競技における日本の金メダル獲得数について、男女各3個の計6個を最低目標に掲げた。

 古賀氏は柔道の国際ルールについて、「以前は柔道やってるのかレスリングやってるのか分からなかった」と表現しながら、近年は一本技を狙う日本に有利なルールに改正されたことを説明。これにはレギュラーコメンテーターの張本勲氏(75)も「だいたい、どの競技も日本が強くなるとルールを変えるから」と持論を添えた。

 古賀氏はリオ五輪での金メダルに向けて「女子は全階級でベスト4に入る力はある。男女とも半分の3個つずつは最低でも取ってほしい」と熱望。また、これまでの柔道人生で最も記憶に残ったことを問われ、金メダルのバルセロナ五輪ではなく、最初に出て敗退した88年ソウル五輪を挙げ、「プレッシャーに負けました。当時は『負けたら日本に帰れないぞ』という時代。チームにトレーナーもいなければ、アイシングがやっと入ってきた。(練習中に)水を飲むなという時代でしたから」と振り返った。

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