フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯に出場する女子の浅田真央(中京大)、男子の羽生結弦(ANA)らが27日、会場の長野市ビッグハットで同日午後のショートプログラム(SP)を控えて最終調整し、順調な調整ぶりをうかがわせた。
中国杯に続く今季GP2連勝を狙う浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)など各ジャンプを着氷し、好調ぶりをアピール。SPで4回転ジャンプを2度跳ぶ自己最高難度の構成に挑む羽生も、サルコーとトーループの4回転を高確率で決めた。
宮原知子(大阪・関大高)や無良崇人(洋菓子のヒロタ)もジャンプを入念に確認した。