「ラグビー・トップリーグ開幕戦、パナソニック－サントリー」（１３日、秩父宮ラグビー場）

　１５－１６シーズンの開幕戦を迎えた。入場券は前売り分で完売し、当日券が出ないことを告知する看板が会場の入り口に立てられ、係員が拡声器をつかって呼びかけていた。

　主催者発表によると、午後５時３０分の開場時には１９０５人が入場のために並んでいた。競技場近くのラグビーショップにまで入場券についての相談をする人の姿も見られた。

　最寄り駅の外苑前駅近くのファーストフード店「ファーストキッチン」はサントリーグループの企業ということもあって、サントリーの応援グッズを店員が手に持って、店先で商品の販売にいそしんでいた。ラグビー協会のスタッフも試合開始約１時間半前には、協会本部にほとんど残っていないほど、各持ち場に散らばり準備に励んでいた。

　両チームにはＷ杯イングランド大会で活躍した日本代表メンバーが多く所属している。パナソニックには堀江翔太、稲垣啓太、ホラニ龍コリニアシ、田中史朗、山田章仁。サントリーには真壁伸弥、畠山健介、ツイ・ヘンドリック、日和佐篤、小野晃征、松島幸太朗が在籍。高い注目を集めている。