ドーピング、次はケニアに照準 独公共放送記者

 【ロンドン共同】ロシアの深刻なドーピング問題で、昨年12月に国家ぐるみの実態を暴く端緒となった番組を制作したドイツ公共放送ARDのハヨ・ゼペルト記者が英紙タイムズの取材に応じ「次のスキャンダルはケニアになるだろう」と陸上長距離王国に照準を定める意向を明らかにした。

 「極秘ドーピング いかにロシアは勝者をつくるか」と題した番組は内部告発者の選手やコーチの証言を軸に構成、隠蔽工作や賄賂の実態が浮き彫りになる内容。

 薬物違反が相次ぐケニアでは選手が自ら禁止薬物を注射する場面とされる映像も既にあり、ケニア陸連が選手に「経済的な虐待」を続けていると主張した。

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