本郷理華が自己ベストでSP2位発進

 「フィギュアスケート・GPシリーズ第3戦・中国杯」(6日、北京) 女子ショートプログラム(SP)が行われ、シニア初参戦の昨季、GPファイナルで6位に入った本郷理華(19)=邦和スポーツランド=が65・79点の自己最高得点で2位につけた。1年間の休養を経て、これがGP復帰戦となる元世界女王の浅田真央(25)=中京大=が71・73点で首位に立った。

 シルク・ドゥ・ソレイユの「キダム」に乗って、167センチの長身がリンクで躍動した。本郷は、フリップ-トーループの連続3回転、トリプルルッツ、ダブルアクセルの3つのジャンプにすべて成功。長い手足を大きく使った演技で、今季のテーマにしている表現力の成長も見せての自己ベスト。

 本郷は「(自己記録の更新は)ほんのちょっとなんですけど、最低限超えたい点数をしっかり超えてこれたのは少し自信になったし、次ももっと出ると思うので良かったです。初めて自分でも絶対これは大丈夫だというジャンプが跳べたのでちゃんと出て良かったです」と満足そうに笑った。

 「表現力に憧れる」という、尊敬する先輩の振付師デビューも飾った。この日のSPの振付は、クラブの先輩で10年バンクーバー、14年ソチ両五輪8位の鈴木明子さん(30)。演技後のインタビューで「いい報告ができますね」と聞かれると「はい」と、はにかんだ。

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