五郎丸、高校時代の挫折振り返る

 ラグビーのワールドカップ(W杯)で3勝を挙げた日本代表のFB五郎丸歩(29)=ヤマハ発動機=が17日、TBS系「新・情報7DAYSニュースキャスター」(土曜、後10・00)にゲスト出演し、レギュラーコメンテーターのビートたけし(68)らと直前のW杯や高校時代のVTRシーンとともにトークを繰り広げた。

 番組では、五郎丸が佐賀工2年時に出場した花園での全国高校ラグビー大会準々決勝で、自身のミスの連発から敗戦し、その翌日から五郎丸に対して当時のチームメートが「しごき」と表現する監督の猛特訓が始まったことが紹介された。

 10代のころの挫折ともいえる当時のVTRを見た五郎丸は、やや複雑な表情を見せながら「(ミスのVTRは)1回も見たことがない。このスタジオに来なければ1回も見ることはなかったと思います」の語りながら、「ああいう時があったから今がある。しごきというより監督の愛情、父親のようにやってくれた」と振り返った。実際、五郎丸は翌年に出場した全国大会で成長の跡を見せ、早大進学後には1年からレギュラーとなり、日本代表にも抜てきされた。

 この日はスタジオ内にネットと人工芝も用意され、安住伸一郎アナウンサーが、W杯期間中からブームとなった五郎丸のキック前ルーティーンを再現。それを見た五郎丸は「修正する点が多々あります」と直接指導した。

 W杯から13日に帰国後はテレビ各局の情報番組などから引っ張りだこの五郎丸は、この日も午後9時から放送されたNHKの特別番組「徹底分析ラグビー日本」に生出演し、その後にTBSへ移動。その車中で帯同の同局女子アナウンサーに「体力が持つでしょうか」などと伝えている様子も番組内で伝えられた。

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