首位ロシア負けた!日本に追い風
「バレーボール女子W杯、セルビア3-2ロシア」(31日、仙台市体育館)
ここまで全勝で首位のロシア(世界ランク6位)がセルビア(同8位)と対戦し、フルセットの末に1敗目を喫した。2位の米国(同1位)はアルゼンチン(同14位)をストレートで下し、1敗をキープした。3位の日本(同5位)はこの後19時から、韓国(同10位)と戦う。
第1セットから再三リードを奪われたロシアだが、高さを生かしたブロックなどで得点を重ね25-22、第2セットも25-22と連取した。しかし今大会で世界ランク1位の米国を破ったセルビアの強烈なスパイクに苦戦し、第3セットを19-25、第4セットは23-25と連続で落とし、フルセットに持ち込まれた。
最終セットも互いに譲らぬ一進一退の攻防。最後は12-12からサーブミスが出るなど、ほころびが出たロシアが3連続で失点し、勝負がついた。
主将のコシアネンコは「サーブレシーブなどがうまくいかなかった」と肩を落とした。現時点で米国に抜かれたが、「今後も中国や米国と戦うので」と、気持ちを切り替えた。