宇良、速攻連勝 デビューから9連勝

琴大村(左)を引き落としで破る宇良=愛知県体育館(撮影・持木克友)
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 「大相撲名古屋場所3日目」(14日、愛知県体育館)

 関学大から初めて大相撲に入り、5月の夏場所では7戦全勝で序ノ口優勝を飾った序二段東10枚目の宇良(木瀬部屋)が琴大村(佐渡ケ嶽)を速攻で一蹴し、連勝を決めた。

 立ち合い、低く当たり右に回ると、相手の左腕をたぐり、一気に土俵に引き落とした。

 「よく相手が見えているし、体も動いている。あの体勢になれば、あれで決めるという感じ」と会心。大きな声援も「よく聞こえてます」と力にした。

 代名詞の「居反(いぞ)り」など大技はまだ封印し、序ノ口デビューから9連勝。「これからは同じ星同士の相手と当たるし、どんどんレベルは上がっている。いずれは負けるだろうし、今、数字を気にしていても仕方がない。1番、1番やっていきたい」と、気を緩めなかった。

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