現役の柔道選手では異例の七段昇段を果たした野村忠宏(40=ミキハウス)が昇段祝いに紅白帯を贈られ29日、公式ブログで写真とともに紹介した。しかし野村は稽古等ではこの紅白帯は締めず、黒帯のまま臨むという。
紅白帯は、柔道では六段から八段の者に許されるが、現役選手で六段以上になることはほとんどないため、試合等でこの紅白帯を見かけることはまずない。
野村も「現役選手がこの帯を締めて稽古してたら目立つやろうね。笑 黒帯締めて頑張ります」と、現役選手の象徴として黒帯を締め続けるつもりのようだ。
数多くの負傷に苦しめられてきた野村だが、8月に行われる全日本実業個人選手権で復帰を目指す。