室伏が日本選手権欠場 連覇止まる

 日本陸上連盟は15日、ハンマー投げアテネ五輪金メダリストの室伏広治(ミズノ)が26日に開幕する日本選手権(新潟)の出場を見送ることを発表した。室伏は昨年まで20連覇を達成していたが、前人未到の連覇記録が途切れることになる。

 室伏は陸連を通じ「後輩たちに大きく伸びてもらいたいという想いから、自らがジャンプ台の役割になれればと日本選手権に出場してきましたが、昨年20連覇を達成し、その役割は果たしたと思います。1992年から出場してきましたが、いつまでも自分が出場し続けることによって後輩が育たないとも感じています。しかしながら、後に続く若い選手が出てこなければ、いつでも日本選手権に出場したいと思っています。世界で戦える、若い選手が育つことを望んでいます」と、コメントした。

 16年リオデジャネイロ五輪を目指すかどうかについては「16年が明けてから示したいと考えております」とした。

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