ハンドボール日本代表8人に処分

 日本オリンピック委員会(JOC)は26日、選手強化本部常任理事会を開き、味の素ナショナルトレーニングセンター内の禁煙エリアで喫煙したハンドボール日本代表8人に対して、3カ月間のトレセン利用禁止処分を科した。同トレセンは23日から全館禁煙となったという。

 この日、同センターで選手強化本部会も行われ、日本ハンドボール協会の川上憲太専務理事は「日本代表の自覚が欠如していた。問題解決に取り組みたい」と、陳謝。処分を受けた選手たちは東日本大震災の被災地などでボランティア活動に取り組む。

 橋本聖子強化本部長は「厳しい処分かもしれないが、そうしないと他の団体に示しがつかない。(喫煙を)見つからなかったらいいではなく、人の見ていないところでどうできるか。日々、徳を積むことが人間力となる。それが最後の1、2秒でのポイントに繋がる。3カ月使えないことが生かされて、より強力なメンバーとなって戻ってくることを期待している」と、話した。

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