ネクスト枠城戸5位「いい経験」
世界選手権(8月・北京)代表選考会兼「第34回大坂国際女子マラソン」(25日、大阪市・長居陸上競技場発着)
ネクストヒロイン枠の城戸智恵子(24)=キヤノンAC九州=はマラソン初挑戦で2時間29分8秒の5位に食い込んだ。
「ハーフ1時間10分」のスピードを生かし、前半を4位で折り返すと、終盤には3位の重友の背中も捉えた。だが30キロ過ぎに伸ばせず、最後は渡辺裕子(27)=エディオン=に追い抜かれた。
「序盤、積極的にできたけど、30キロ以降にタイムが落ちてしまって、足が動いてなかった。まだまだと思う。でもいい経験だし、次につなげたい」と、収穫と反省を口にした。
ネクストヒロイン枠とは、従来の招待選手枠とは別に、大会独自の育成枠として設定された出場枠。今大会で新設された。