バレー、辞退の東レが静岡に戻る 日本代表逮捕、豊田不戦勝

 バレーボール男子の日本代表、王金剛容疑者(30)が窃盗容疑で逮捕されたことを受け、全日本選手権を辞退した東レは12日までに練習拠点の静岡県三島市に戻った。準々決勝の相手だった豊田合成は不戦勝となった。チームは20、21日に三島市民体育館でプレミアリーグの試合を予定している。同社によると記者会見の予定はないという。

 王容疑者は中国出身で日本に留学。日本国籍を取得し、代表チーム入りした。日本代表選手絡みでは競泳男子の冨田尚弥選手(25)が仁川アジア大会で窃盗容疑により略式起訴され、帰国後に無実を訴えて裁判を申し立てている。

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