バレー真鍋監督「いいオープニング」

 「バレーボール女子ワールドGP・決勝リーグ第1日、日本3ー1ロシア」(20日、有明コロシアム)

 開催国枠で出場の世界ランク3位の日本は、同6位のロシアを3‐1で下し、勝ち点3を獲得した。

 今季から採用している1人の選手が複数のポジションをこなす新戦術「ハイブリッド6」により、本職のミドルブロッカー0人のスタメンで臨んだ。序盤こそロシアの高さに苦しんだが、第2セット以降は効果的なサーブが決まり始め、相手のミスにも助けられ、3セットを連取。予選リーグで1‐3で敗れた相手にリベンジした。

 ブロックポイントではロシアの14に対して、日本は3と大差をつけられたが、スパイクのポイントでは日本が56、ロシアが50と上回った。新戦術の一定の効果が出た。

 真鍋監督は「誰を出してもうまくやってくれた。勝ちましたから。(戦術名発表後の)いいオープニングかなと思う」と、手応えを口にした。チーム最多の17点をマークした木村沙織主将(東レ)も「初戦は絶対に勝って明日に繋げたかったので良かった。ロシアのミスに助けられた部分はあるけど、試合中にうまく修正していけたと思う」と、笑顔で振り返った。

 21日はトルコと対戦する。

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