桐生祥秀 世界ジュニア100銅メダル

 男子100メートル決勝 10秒34で3位になった桐生祥秀=ユージン(共同)
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 男子100メートル決勝が行われ、日本の桐生祥秀(18)=東洋大=は、10秒34(向かい風0・6メートル)で3位に入り、同種目でシニア、ジュニアを通じて日本人初のメダルとなる銅メダルを獲得した。優勝は10秒21をマークしたケンドル・ウィリアムス(米国)。6月に史上最年少で9秒台を記録したトレイボン・ブロメル(米国)は10秒28で2位に終わった。

 レース後、国際陸上連盟のインタビューを受けた桐生は「今まで(世界大会で)決勝に行ったことがなく、目標にしていた。準決勝がギリギリの通過だったので不安だったけど、やるしかないと思っていた。一応メダルが取れてよかった」と快挙に充実感を漂わせながらも、「ホッとしている部分はあるけど、大会前の目標は金メダルだった。一番いい色のメダルを獲れなくて、少し悔しさがある」と、素直な気持ちを口にした。

 日本時間24日は、20年東京五輪開幕までちょうど6年。目標とする夢舞台でのファイナリスト、メダル獲得に向けて、ワンダーボーイが確かな一歩を刻んだ。

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