顧問会議に首相、堤氏ら170人

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は5日、東京都内で理事会を開き、「顧問会議」の議長に安倍晋三首相、特別顧問に日本オリンピック委員会(JOC)初代会長の堤義明氏、元国連難民高等弁務官の緒方貞子氏、顧問にプロ野球の王貞治氏らを選んだ。各界の代表者から理事会に対して助言を求める目的で設置し、170人の大所帯となった。

 武藤敏郎事務総長に助言する「参与」には元検事総長の但木敬一弁護士や小説家の林真理子さんら12人が就任。来年2月までに国際オリンピック委員会(IOC)に提出する大会開催基本計画の策定を推進するため、組織改編も決めた。

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