300人が小島孝治氏しのぶ

 バレーボールの日本女子代表監督として1972年ミュンヘン五輪で銀メダルを獲得し、27日に肺炎のため83歳で死去した小島孝治氏の葬儀・告別式が29日、大阪市東住吉区の仏光殿臨南寺会館でしめやかに営まれ、約300人の参列者が故人をしのんだ。

 ひつぎのそばには、小島氏が同五輪で着用した日本選手団の公式ブレザーが飾られた。大阪・四天王寺高、ニチボー貝塚(後のユニチカ)で指導を受け、優勝した64年東京五輪でアタッカーだった井戸川(旧姓谷田)絹子さん(74)が、弔辞で「苦しい練習だったが、楽しかった。いつまでも教え子を見守ってください」と悼んだ。

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