文科省、パラにも競技別トレセン

 文部科学省が、これまで五輪競技を対象にしてきたナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点施設を、パラリンピック競技にも拡大する方針であることが16日、分かった。2020年東京パラリンピックでの好成績を目指し、支援態勢を充実させる。

 競技別強化拠点施設は東京都北区の味の素NTCで対応できない競技の選手強化を進めるため、文科省が指定し、施設使用料や運営スタッフの報酬などを負担している。現在、全国の25施設が対象となっている。

 施設は公募して審査する予定で、文科省幹部は「利用実態など、パラリンピックを目指す選手の声を踏まえて進めたい」と述べた。

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