女子高生が侍ジャパン女子最終候補入り

 「侍ジャパン女子代表候補強化合宿」(26日、新潟市)

 強化試合(対新潟ヤング)、ミーティングなどが行われ、候補選手は参加28人から23人に絞られた。最終的には20人が代表入りとなる。高校生で唯一、清水美佑投手(18)=埼玉栄高3年=が最終候補に残った。

 この日の試合で先発した清水は、初回、2失策などで1点を失ったが、キレのある速球をコースに散らし、独特の縦のスローカーブも制球よく織り交ぜる投球で3回1失点という堂々とした内容。

 初選出で、しかも「人見知りなんです」という清水は、候補者では最年少だが「皆さん、気にかけてくれ、声も掛けてくれるのでプレーしやすいです」と安心してマウンドに立てている様子だった。

 次回の沖縄合宿でさらにメンバーが絞られる予定だが「残りたい、というのでなく、この経験を全部吸収していけるように」と、自らのレベルアップに主眼を置き、その延長線上に代表入りがある、という考えだ。

 ナックル姫の愛称で知られる吉田えり(24)=独立リーグ・石川ミリオンスターズ=も最終候補入り。ここまで「例えばグラウンド整備にしても、本当に支えられているということを実感しました」と、まずは裏方さんへの感謝を口にした吉田。

 今後の合宿に向けては「ただ抑える、というだけではなく、そこから野手がリズムよく攻撃できるようなピッチングを心がける必要を感じました」と話し「大倉監督の、考える野球の大切さを忘れず、次に臨みたい」と続けた。

 他に、今回から合流した川端友紀(27)=女子プロ・アストライア=ら5人のプロ野球選手はいずれも候補に残っている。

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