巨人・江柄子5失点KO

2回、野村(奥)に先制打を打たれた江柄子(撮影・堀内翔)
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 「巨人-広島」(4日、東京ドーム)

 巨人・江柄子裕樹投手が今季初先発し、4回1/3を5失点で降板。2年ぶりの登板を勝利で飾ることはできなかった。

 二回と四回、投手の野村に右前適時打を打たれ、1点ずつを献上。五回には先頭・菊池へ与えた四球からピンチを招き、松山の適時打などでリードを広げられた。

 野村に許した2打席連続の適時打はいずれも、右前への飛球に長野が追いつきながらも捕球できなかったもの。ツキもなかったが、江柄子は「緊張はしていないと思っていましたが、いつもの自分とは少し違っていたのかなと。カウントを悪くして、自分自身を苦しめるピッチングになってしまいました」と、リズムの悪さを反省した。

 江柄子はつくば秀英高、明大、東芝を経て2011年度ドラフト6位で入団。一昨年まで1軍では30試合に登板して1勝4敗、防御率2・83の成績。昨年は1軍での登板はなく、先発は14年9月14日のDeNA戦以来だった。今年はイースタン・リーグで3勝を挙げてチャンスをつかんだが、ものにすることはできなかった。

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