日本ハム・中田が先制打 大谷を援護

 「ロッテ-日本ハム」(1日、QVCマリンフィールド)

 日本ハム・中田が、初回に先制点をたたき出した。2死二塁から、ロッテ先発・大嶺祐の5球目の変化球を豪快なスイングで捉えると、打球は左翼フェンスを直撃。二塁から浅間が先制のホームを踏んだ。

 中田は4月29、30日の同カードでは、ともに4打数無安打。前日の試合後には「今の俺は何をやっても論外」と、自分への怒りをあらわにしていた。しかしこの試合では、初回のチャンスで4番としての仕事を果たした。先発はここまで5試合に登板して勝ち星がない大谷。中田は「どん詰まりだったけど、角度もよかったしなあ。(スタンドまで)もうちょっとだったね。ただ、先制できたのは良かった。翔平(大谷)を助けてあげたいね」とコメントした。

 日本ハムはこの回、陽岱鋼の中堅左への適時三塁打も出て、計2点を奪った。

 さらに二回には、無死満塁から浅間の左中間二塁打で2点を追加するなどで、大嶺祐をKO。なおも無死満塁で、代わった藤岡から田中が左翼へ犠飛を打ち上げ、リードを5点に広げた。

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