プロ野球、各球場で募金活動 義援金も続々と

 熊本県などで続く地震を受け、プロ野球は17日も各球場で選手が募金活動を行った。ヤクルトは松山市の松山中央公園野球場で行われたDeNAとの試合前に選手会長を務める川端慎吾内野手ら選手5人が募金を呼び掛けた。熊本県玉名市出身の松岡健一投手は「プロ野球選手としてやれることを精いっぱいに。皆さんの復興に向けて力になれたら」と被災地を思いやった。

 中日-阪神が行われたナゴヤドームでは16日に続いて募金活動が行われ、熊本県出身の阪神の岩貞祐太投手は「本当は帰って手伝ったり、助けたりしたい気持ちはあるけど、できないので。投球で熊本の皆さんに少しでも元気を出してもらえるように頑張る」と話した。

 札幌ドームでは日本ハムOBの稲葉篤紀氏が募金活動に参加。また、日本ハムは球団と選手会で計200万円の義援金を送ることも決めた。楽天も選手会と球団および首脳陣が100万円ずつ計200万円を義援金として送ると発表した。

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