巨人・高木京 告白後に笠原氏らから電話

涙ぐみながら野球賭博について謝罪する高木京(撮影・佐々木彰尚)
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 野球賭博問題に関与していたことが発覚した巨人・高木京介投手が9日、都内で謝罪会見を開いた。8日に事実を公表後、野球賭博常習者のB氏、昨年野球賭博に関わったとして無期失格処分を受けた笠原将生元投手から、高木京や家族に対して電話がかかってきていることも明らかになった。

 高木京は電話には出ていないというが、B氏について「最初はすごくいい人だと思ったが、やはり今は怖い」と話した。

 高木京は2014年から、同僚だった笠原元投手を通じて野球賭博常習者のB氏と賭博を行うようになった。昨年10月に笠原元投手らの野球賭博が発覚した後、B氏から「笠原に名前を貸していただけ」と説明するように言われ、事実を隠していた。

 週刊文春の取材に端を発して今月1日から球団が事情聴取を開始したが、高木京は関与を否定し続けた。しかし両親らの説得もあり、8日に関与を認めた。

 この日、ファンや関係者に謝罪したいと、自らの意志で会見に臨んだ。「この度、野球賭博に関与してしまい、巨人軍の関係者のみなさん、選手のみなさん、そして小学校から野球をやってきて携わってきた関係者を裏切ってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と、涙ながらに謝罪した。

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