履正社センバツ絶望…近畿大会出場逃す
「高校野球・秋季大阪大会3位決定戦、阪南大高1-0履正社」(10日、舞洲ベースボールスタジアム)
来秋のドラフト1位候補に挙げられる寺島成輝投手(2年)擁する履正社が、阪南大高に完封負けを喫し、来春センバツ出場が絶望的となった。
立ち上がりから寺島が粘りの投球でゼロを並べたが、打線が好機を逸して相手投手を勢いに乗せてしまった。わずか2安打に封じ込まれ、0-0で迎えた八回、2死二塁から寺島が決勝の左前適時打を浴びた。
岡田龍生監督は「このチームは打つしかないですから、打たれへんかったら勝てない。上位に好機が回ってきたところでタイムリーが出なかった」と唇をかんだ。来年夏へ向けて「野手陣のレベルアップですよね。寺島におんぶにだっこというわけにはいかない」と語っていた。