甲子園見学で鳥羽ナイン正座して礼

グランドで正座する鳥羽高校=甲子園(撮影・石湯恒介)
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 第97回全国高等学校野球選手権大会の甲子園見学が1日、甲子園球場でスタートした。例年は30分間の練習が割り当てられていたが、日程上の都合でグラウンドの見学のみに。ベースランニングや、マウンドの確認などを行う高校が多い中、報道陣の注目を集めたのが第1回大会優勝校・京都二中の後継校とされる鳥羽だった。

 見学がスタートする直前、ベンチ前に全員が整列して正座した。そして礼のかけ声と同時にグラウンドへ両手をつき、頭を下げた鳥羽ナイン。山田監督は「重心を低くして落ち着かせるという意味で、普段の練習からやってます。状態が浮くと心が不安定になる。ですので重心を落として心を落ち着かせるため」と理由を明かす。

 高校野球100周年を迎える中、第1回大会で優勝した京都二中の後継校とされる鳥羽。左袖には京都二中の胸ロゴにあった「KSMS(Kyoto Second Middle School)」の刺繍があり、「OBの方からはユニホームに魂が入ったと喜んでいただいた。本当に京都二中のOBの方々には温かく見守ってもらっています」と山田監督は語っていた。

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