「巨人６－３中日」（３１日、東京ド）

　巨人が接戦を制し、４連勝した。３－３の八回、２死一、二塁から６番・村田の左翼スタンドに飛び込む６号３ランで試合を決めた。村田は一回に左犠飛、三回に左前打しており、この日は２安打４打点の大活躍だった。先発ポレダは７回を４安打３失点（自責２）。

　村田の一振りがメモリアル勝利を引き寄せた。この日の勝利は東京ドーム通算１０００勝目。お立ち台で「この伝統ある球団に来て４年目になりますし、すごく今年苦しんでるシーズンではありますけれども、そういう１勝に貢献できてすごく光栄に思いますし、これからも１戦１勝ずつ積み重ねていければ」と、感慨を込めて話した。

　スタンドの子どもたちへのコメントを求められると「少年たちもいろんな壁にぶつかると思いますけども、越えれない壁はないと思って僕も毎日頑張ってますし、いつかまたこの壁を乗り越えてたくさんホームランを打ち続けたいと思ってます。頑張ります」。最後は決意表明するかのように宣言した。

　中日は一回、遠藤の右中間越え２号ソロで先制。２点を追う六回には平田が右前適時打、なおも満塁から敵失の間に同点に追いついたが、勝ち越すことができず７連敗。先発・大野は７回２／３を１１安打６失点（自責４）と打ち込まれた。