【清宮・一問一答】人生がかかっていた

甲子園出場を決めメダルをかけてもらう早実・清宮=神宮球場(撮影・堀内翔)
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 「高校野球・西東京大会決勝、早実8-6東海大菅生」(26日、神宮)

 早実が八回に5点ビハインドを大逆転して5年ぶり29度目の優勝を飾った。スーパールーキー、清宮幸太郎内野手(1年)は、最多で5度の出場チャンスがある甲子園への1枚目の切符を獲得した。

 涙目の先輩に抱きつかれ、今まで泣いたことは「ないです」と言っていたスーパー1年生が、思わずもらい泣きした。清宮は「今日のこの試合に人生がかかっていた」と喜びを表した。

 以下は清宮の一問一答。

 -大逆転を振り返って。

 「序盤は(東海大菅生の)勝俣さんの投球に抑えられ気味で手を出せなかったが、この展開は想定通りだった。自分たちの粘りで勝てた」

 -八回に回ってきた2打席は。

 「(最初の無死一、二塁は)いい場面で回ってきて、いつもと変わらず入ったが(ニゴロで)あまり良くなかった。(逆転後の2死満塁でタイムリー)ウチが押せ押せで(相手の2番手投手が)前のバッターにもストライクが入ってなかったので落ち着いていた。詰まったが(一、二塁間の)いいところを抜けてくれて『やったあ』と思った」

 -試合に臨む前は。

 「東海大菅生さんには去年ウチが負けていて、上級生の皆さんの悔しい思いがあった。何とか自分たちが勝ってリベンジしたいという気持ちがあった」

 -野球を始めたきっかけは甲子園と言っていたが、決勝に勝った瞬間は。

 「思ったより『甲子園だ』という感じはなく、いつも通りアウトを1個取って終わった。まだピンと来ない。実感はないです、いつもの試合に勝った感じで、表彰式や胴上げをやっていて、だんだん優勝したんだなと感じてきた」

 -甲子園でも注目される。

 「注目されるんじゃないかと思うが、注目されて期待に応えられたらと思います。西東京大会では100%発揮できなかったので、甲子園で発揮したい」

 -甲子園ではホームランを打ちたいか。

 「そうですね。甲子園にとっておくというか、打てたら打ちたい。ホームラン、ホームランと言われそうだが、状況に応じたバッティングでヒットの延長が入ってくれれば」

 -西東京大会では20打数10安打10打点。

 「もっと打てていいかなと思うが、いいところで何本か出たんで良かった」

 -お父さんには。

 「あんまりバッティングが良くなかったので、甲子園で暴れてきますと言います」

 -早実の大先輩である王貞治氏と会える。

 「(プロアマ規定で実現不可なことを知らずに)バッティングを教えてもらえたら。同じステージに立てて光栄です」

 -持ってると思うか。

 「イヤイヤ(チームの)実力だと思う。上級生の皆さんもトレーニングしてきた。運も実力もあります。菅生さんには苦しめられたが、自分たちの気持ちが上回っていた」

 -あらためて甲子園を決めた喜びを。

 「今日はこの試合にこれからの人生がかかっていた。プロの選手の方も1年生から大活躍していた。出るか出ないかは大違い。勝ててホッとしてます」

 -涙を見せた。

 「上級生が自分に抱きついてくれた時に、涙を流していたので、もらい泣きしました。(普段泣くことは)ないです。(自分で)ビックリしました。特別でしたね」

 -大観衆が声援。

「最高でした。本当に気持ち良かった」

 -全国大会ではどの投手と対戦したいか。

 「甲子園ではすごいピッチャーばかりだと思う。特に対戦したいというピッチャーはいないけど、どのピッチャーでも打てるようにしたいです」

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