三豊工、初の甲子園へ20年ぶり8強

 「高校野球・香川大会3回戦、三豊工2-1琴平」(23日、レクザム)

 三豊工が接戦を制して20年ぶりの8強入りを決めた。二回1死二、三塁のチャンスで、7番・矢野珠稀也外野手(3年)が初球にスクイズを決めて先制。四回にも矢野の中前適時打で追加点を奪った。投げては背番号10の先発・戸城望武投手(3年)が、10安打を許しながらも粘りの投球で1失点に抑え、逃げ切った。

 近年は公式戦で初戦敗退が続いていた三豊工。昨夏は初戦・香川中央戦でノーヒットノーランを喫した。その屈辱をバネに「今年のチームは、ノーヒットでも点を取れる野球を目指した」と、前川正勝監督(36)。走塁やバントなど小技を磨いてきた成果が、この夏3勝を挙げる快進撃につながっている。

 初の甲子園出場を視界にとらえ、準々決勝では私立の強豪・藤井学園寒川と対戦する。戸城は「相手ではなく自分との戦い。一戦必勝の気持ちで投げたい」と意気込んだ。

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