１０日の楽天戦（コボスタ宮城）に先発するオリックス・西勇輝投手（２４）が９日、中１６日となるマウンドでの完投を宣言した。

　コボスタ宮城の室内練習場で調整。６月２３日の楽天戦（郡山）で４勝目を挙げて以来、雨のため２試合連続で登板機会を流しており「これだけ間隔が開くのは初めて。どうなるのか、逆に楽しみ」と試合を待ちわびた。

　試合が雨天中止になるたびに「投げられないので、気持ちを一定に保つのが難しかった」とメンタル面の調整に苦慮した。

　しかし体力面は休養十分。「中継ぎを休ませるために、最後までマウンドに立つ」と誓った。勝てば、チームも３０勝。流れを取り戻すために、球宴前６連戦に弾みをつける。