ロッテ4連勝で交流戦締め 井口決勝打

7回、ヤクルトのオンドルセクのボークで生還したロッテ・井口=神宮球場(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト2-6ロッテ」(15日、神宮)

 ロッテが4連勝で今季の交流戦を10勝8敗で終了。シーズンの成績もパ・リーグでは4位ながら借金を0(31勝31敗)とした。

 2-2の七回2死一、二塁から代打・井口が中越えに適時2点三塁打を放ち、さらにヤクルトの4番手・オンドルセクのボークでこの回3点を勝ち越した。九回は代打・青松の左前適時打で突き放した。

 0-2の五回は代打・サブローの左越え1号ソロと角中の右前適時打で同点に追い付いた。先発・涌井は4回4安打2失点。六回を抑えた3番手・益田が2勝目(1敗)。終盤は大谷、西野で締めた。

 決勝打を放った40歳のベテラン・井口は「チャンスの場面で使ってもらえ、何とか期待に応えたかった。強い打球を打つことだけを考えてタイミング良く打てた。捕られるかと思ったが、越えて良かった。交流戦をいい形で終われて、これからペナントレースに戻るのでしっかり戦いたい」と好調チームを代表して話した。

 ヤクルトは3連敗で今季の交流戦を8勝9敗1分けで終え、借金4でセ・リーグの4位に後退した。

 初回無死満塁から畠山の右犠飛で1点を先制。三回も1死一、三塁から畠山の左犠飛で1点を追加したが、逆転された。先発・古野は五回途中7安打2失点。オンドルセクが来日初黒星(3勝)。

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